フィギュアスケート 宇野昌磨選手 高橋大輔選手

宇野昌磨選手のジャンプを考える⑼

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さて、

宇野昌磨選手の5回転ジャンプ。

どうすれば可能となっていくか。

を、

身体作りと言いましょうか、

身体の使い方と言いましょうか、

このような観点から見ていきたいと

思います。

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前回の記事で、

身体の前面は瞬発的な力が出しやすくて、

後面は持続的な力を出しやすい。

と書いたと思います。

もう少し言うと、

前面は瞬発的な力はあるけど、

持久力はない。

後面は持続的な力はあるけど、

瞬発的な力は弱い。

(実は使い方でそんなに弱くはないのですが、前面と比較すると弱いと言う表現です)

とされています。

さて、

この瞬発的な力が弱いとされる後面の筋群をいかにうまく使うか。

使えるようになれるかがポイントとなると思います。

ここに、

実は大腰筋が関わってくると私は思っていますし、

日々の現場では、

そのようなプログラムでリハビリを行います。

話は少し変わりまして。

痛みが出る場合を少し考えていきたいと思います。

まずは

直接的に損傷した場合。

これは転倒してぶつけたり、

骨折したり、

肉離れや捻挫(靭帯損傷)

打撲などがあります。

これは受傷起点がある場合です。

今回考えないといけないのは、

もちろん転倒での怪我もそうですが、

動作を行った時に痛めないか。

ということです。

このポイントは、

その部分、つまり局所的に

その組織が耐え得る以上の力が加わるか、

働いた時に起こります。

どういうことかと言いますと、

私たちでも起こり得る。

ということです。

腰痛も

考えようによっては

この部類です。

腰痛は様々種類はありますが、

よくあるところで言いますと、

同じ姿勢、しかも少ししんどい姿勢が

続いた時に、

筋疲労を起こします。

その上で、

動作をすると、

その疲労した筋に更なる負荷がかかるわけで、

その負荷に耐えられなくなると、

痛みが出てきます。

これは疲労がなくても、

無理な体勢の時に、

少しでも力が加わった場合にもおこりえます。
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さて、何が言いたいかというと、

この逆を考えればいいわけですね。

その動きをしても

(普通では考えられないくらいのハードな動きであっても)

局所的な負担がかからない動きをすれば良いわけです。

そんなことできるのか?

と思うかもしれませんが、

ここで登場するのが大腰筋です。

どういうことかと言いますと、

動きの基本は、

体幹であることは、

最近よく言われており、

皆さんよくご存知のことと思います。

しかし、体幹の使い方となると、

???

となるのではないでしょうか。

そしてなぜ体幹を鍛える必要があるのか。

となると、意外と知らない人が多いです。

いやこれは専門家でも知らない人はいて、

ただ体幹の重要性はわかってるから、

詳しくはわからないけど、体幹を鍛えよう!

と思っている専門家は少なくありません。

恥ずかしい話ですが、

私の後輩にこのような話をしてもなかなか答えが出てきません。

すみません。話が逸れてしまいました。

さて、

動きを考えるとき、

土台となるところは安定していて、

動かすところはリラックスしていることが良いとされます。

家を考えた時に、

土台となる基礎工事がしっかりしていないと、

上の建物を造るときに、

ぐらついてしまい、

建築どころではありませんよね。

ど言うわけで、

まずは土台となる部分の安定性が必要になってきます。

それが身体でいうと、

体幹なわけです。

もちろん体幹と言っても、

まだ分類はありますが、

そこまでは難しくなるので、

置いておきます。

さて、なので体幹をしっかり鍛え大切さがわかると思います。

ところで、

鍛える=硬い!

というわけではありません。

これは今までの記事でよく書いてきました。

どういうことかと言いますと、

しなやかでなければならないということです。

全く

???

ですよね。

ただ硬い筋肉を作ってしまうと、

まず動きが小さくなります。

そして着氷の際の衝撃を吸収できなくなります。

そうすると、続けているとダメージが蓄積されて怪我につながりますね。

そのため硬いだけの筋肉ではいけません。

柔軟性があり、

身体の全面で支えられるように鍛えなければならないのです。

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体幹トレーニングと聞くと、

なんだか、

腹筋群というか、

身体の全面ばかりをイメージしてしまいがちです。

たしかに間違ってはいないのですが、

そればっかりではない!

ということを知っておいてください!

ちなみに、

前面なら前面だけ鍛えると、

身体はどうなるでしょう。

そうです。

身体は曲がってきてしまいます。

丸まるわけですね。

こうなると、

動きは間違いなく小さくなります。

身体を丸めた状態で、

両手を万歳としてみましょう。

なかなか上げづらいですね。

足を伸ばしてみましょう。

これもなかなか伸びにくいですね。

この状態で、大きく動くのは

無理ですね。

なので、

少し極端な説明をしていますが、

片面だけ鍛えると、いけません。

なので、両側面、後面もバランスよく鍛えていく必要があります。

ただし、全ての方向を同じ負荷で行う必要はありません。要はその動きの時に痛めないように、

うまく力を分散して

というか、

少しずつの力を

総動員してその動作を行うことが大切です。

そうすると、体幹はしっかりしているけど、

動きがあり、

そういう体幹が鍛えられると

本当に動きはしなやかになります。

高橋大輔選手のステップが

とてもしなやかで

本当に唯一無二ではないですか。

しなやかな動きをするにはしなやかな体幹が必ず必要です。

それを体現されているのが

高橋大輔選手のステップですね!

なので、高橋大輔選手の体幹機能は半端ない!わけです。

あの動きが見れるというのは、

本当に貴重だと思います。

さて、話は戻り、

要はあの高橋大輔選手がステップの際にごく自然にみられている

あの体幹の機能を、

ジャンプの時にできれば、

過度な負担はかからずに、

行えると思います。

そしてその体幹機能を手に入れた時には、

手足の動きはさらに大きくなります。

これは余計な力を入れなくても

手足を動かせられるからです。

(簡単に書きましたが、これが重要なのです!)

そうすると、踏切の際の上肢を広げる動作も無理なく行えて、

しかも着氷の衝撃もかなり吸収できると思います。

となると、見事に5回転ジャンプ完成です!

あれ?

大腰筋は?

となりますよね。

少し長くなったので、

次回にしたいと思います。

次回は何もなければ

大腰筋の話!です。

では、この辺で失礼します!
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